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第5回山梨フジカラーフォトグランプリ受賞作品

【総評】写真家 岡本洋子

今回初めて審査させていただいて、山梨という土地柄、富士山の作品は多いのではと予想していました。予想通り富士山の作品は多く質の高い作品が沢山ありました。その中でも狙いにオリジナリティや作者ならではの視点があるもの、いい状況を丁寧に撮って仕上げたものを選びました。また富士山以外の作品も、祭り、日常風景、ペットなどモチーフは様々でしたが、狙い、撮り方に工夫があったりと、一朝一夕では撮れないような作品ではなかったかと思われます。イメージを持って何度も通われた中で質の高い作品になっていったと思われます。残念ながら入賞しなかった作品も、自分なりの視点、オリジナリティを追求したり、写真としてのクオリティを上げていかれるといいでしょう。プリントでの審査ですから、色を調整し過ぎたり、シャープネスを強くかけ過ぎて違和感が出ないように、作品を生かすように仕上げるのもコツだと思います。

グランプリ

グランプリ

グランプリ

撮影者
岡田 泰文
題名
悦びの瞬間
講評
白鳥は作者の岡田さんのために羽ばたいてくれたのではと思えるほど、素晴らしいシャッターチャンスを撮りました。私もこの場所に行って岸近くで泳いでいる白鳥と紅葉を撮ったことありますが、こんないい瞬間が撮れたことが羨ましいです。もちろん偶然に出くわしたという幸運もあると思いますが、その瞬間を逃さず撮ったという作者の技術力も確かです。広角レンズで主役に近寄って、背景の紅葉や池の緑色まできちんとフレーミングされているのも秀逸です。堂々と羽ばたく白鳥を見ていると神々しい気持ちになってきます。モチーフ、瞬間、色合い、美しさ、すべてにおいてグランプリに相応しいインパクトのある魅力ある作品です。

自由部門 金賞

自由部門 金賞

自由部門 金賞

撮影者
田中 晃幸
題名
シャワー
講評
生き生きと祭りの歓声が聞こえてくるようです。どうみても手前の男性は撮影者に向かって水をかけているようです。このあと作者やカメラはどうなったのか?心配ではありますが、その瞬間、桶から水が飛び出た瞬間を逃げずにシャッターを切った作者にあっぱれです。男性の笑顔とこの水の動きのスピード感、臨場感があってこそ、この作品が輝いています。撮影者もお祭りと一体化して楽しまれているのではと想像します。

自由部門 銀賞

自由部門 銀賞

自由部門 銀賞

撮影者
板津 松男
題名
星降る如し
講評
どんな状況なのか、いろいろ想像しました。祭りの屋台に乗った男たちと、その背景には白い光の無数の玉ボケ、まるで舞台の一場面のように感じられました。山形に切り取った屋台の屋根の部分の装飾も緻密で、赤い提灯も小道具としていいアクセントに。白い玉ボケは降りしきりる紙吹雪か、雪か?と想像してみました。何か引き付ける魅力を持った作品です。
自由部門 銀賞

自由部門 銀賞

撮影者
桂原 覚
題名
Hello!
講評
可愛らしくて見ていてほっこりする作品です。こわもてのフレンチブルドックは少し緊張しているのか、睨んでいるようにも見え、反対に子猫の表情は落ち着いて安心しているようです。二匹の種を超えた結びつきに心温まる作品です。家族のように二匹を見守る作者の優しいまなざしも感じます。白を基調としたソファーや背景からの光も生活感を感じさせず、美しい作品として仕上がっています。

自由部門 銅賞

自由部門 銅賞

自由部門 銅賞

撮影者
野沢 宏旦
題名
最高潮・春駒祭
講評
シャッタスピードを上手くコントロールして色の美しい作品に仕上げました。ブレ過ぎてもわかりづらい絵柄になってしまうし、ブレないと面白くないしという、程よく動きとマッチしたシャッタスピードで捉えています。作者は何度か経験されて、自分なりのイメージを持って撮られたのではないでしょうか。絵画のような筆遣いの残像、色合い、ブレ感にカッコいい動きがあって、ため息が出るほど美しいです。祭りの作品であることを忘れてしまいそうです。
自由部門 銅賞

自由部門 銅賞

撮影者
村上 敏幸
題名
飛沫
講評
高速のシャッターで切ったことで、水の飛沫が細かな粒子になって画面いっぱいに広がっていて迫力があります。またモノクロにして、やや硬調に仕上げたことで、暗い背景から細かな水の一粒一粒が浮かび上がって、キラキラと輝きました。神輿に関わる男たちの姿にも力が入って、カメラによって切り取られた瞬間の芸術です。
自由部門 銅賞

自由部門 銅賞

撮影者
真田 正
題名
朝の散歩
講評
朝もやの中を散歩する一人と一匹が、絶妙な位置、距離感で捉えられています。よく見ると犬は撮影者に気づき、こちらを見ています。でも飼い主の男性は、気にも留めず黙々と歩いているようです。一人と一匹にとってはいつもの散歩道なのでしょう。日常がモノクロで描かれることによって特別な雰囲気のある作品になりました。朝のひんやりとした爽やかな空気感も伝わってきます。

自由部門 入選

自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
沼倉 司
題名
競り合いばやし
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
若尾 俊男
題名
Harrow
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
志村 孝
題名
湖畔を見守る三地蔵
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
高橋 正仁
題名
炎の念
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
金川 正義
題名
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
小林 敬子
題名
おませな姉妹
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
山口 敏造
題名
急流の中を進む
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
髙津 秀俊
題名
秋雨の中に
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
渡邉 輝実
題名
梅かおる
自由部門 入選

自由部門 入選

撮影者
清水 進
題名
柿守

風景・ネイチャー部門 金賞

風景・ネイチャー部門 金賞

風景・ネイチャー部門 金賞

撮影者
吉田 進
題名
黄金色の雲
講評
数ある富士山の作品の中で、この作品はどこか心にひっかかるものがありました。富士山は控えめに、どちらかと言うと雲の柔らかな質感や黄金色のグラデーションの方を全面に押し出した、繊細な味わいある作品です。雲海と空の雲に挟まれた富士山のシルエットが見事に調和しています。リアリティのある富士山の表現とは対極にある絵のような、どことなく浮世絵のイメージと重なりました。

風景・ネイチャー部門 銀賞

風景・ネイチャー部門 銀賞

風景・ネイチャー部門 銀賞

撮影者
山中 一彦
題名
雪桜
講評
季節外れの満開の桜並木に降る雪が、美しい光景です。このような希な状況に出くわしたら、意気込んで撮りに出かけたくなりますね。手前から奥に向かって等間隔に並ぶ並木と、雪が積もらずに残っている芝生の緑にリズム感が生まれています。芝生の曲線の柔らかさ、春の淡雪の柔らかさも対比されるようです。フォトジェニックな桜と雪というモチーフを心地いいフレーミングで切り取りました。
風景・ネイチャー部門 銀賞

風景・ネイチャー部門 銀賞

撮影者
井出 吾朗
題名
笠雲彩光
講評
とにかく、インパクトのある作品です。年に一回あるかないかの素晴らしい彩雲に遭遇しましたね。アンダー目に仕上げることで富士山はシルエットの表現で、雲を縁どる虹色はより一層濃くなって印象的になりました。見え隠れする太陽も画面のアクセントになっています。千載一遇のチャンスをものにした作者の幸運と腕前に脱帽です。

風景・ネイチャー部門 銅賞

風景・ネイチャー部門 銅賞

風景・ネイチャー部門 銅賞

撮影者
櫻本 雅彦
題名
霧の風
講評
対岸の森の上から白い霧が湖面に降りてきているように見え、神秘的ですね。画面構成も上手く、手前に赤いツツジの花を入れ、湖面、対岸の緑へと画面を分割しながら変化させています。深い山の中、静かに繰り広げられる自然の営みの一端を垣間見せてくれました。涼やかで、静かな時の流れを感じさせてくれます。
風景・ネイチャー部門 銅賞

風景・ネイチャー部門 銅賞

撮影者
三澤 久
題名
紅一点
講評
見た瞬間、目が吸い寄せられました。上手い構成です。暗くモノトーンな繊細な白樺の森に赤い小さな木が一本。まるで絵本の中に迷い込んだようです。大きな紅葉樹ではだめだったでしょうし、グレーの雲を覆うように広がる白樺の樹形も、レースのようで繊細で美しいと思いました。薄暗いトーンは見ているものの不安を掻きたてられるようで、作品の魅力にもなっています。
風景・ネイチャー部門 銅賞

風景・ネイチャー部門 銅賞

撮影者
金子 実
題名
雪煙舞う
講評
富士山の荒々しさをシンプルにモノクロで表現したことで、雪煙が富士山をベールのように包んでいるようにも見える繊細な描写が美しいと思いました。光が半逆光で当たっているので富士山が富士山らしからぬ形になったのも面白いです。風が吹きつける冬の富士の、荒々しいけれど繊細な姿が迫力満点で描写されました。

風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
八巻 長子
題名
朝露うけて
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
内藤 均
題名
厳冬の朝
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
山下 俊雄
題名
雪の花びら
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
村田 一史
題名
森の潤い
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
中村 賢三
題名
風雨に荒れる
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
渡邉 勝
題名
室戸の海
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
小俣 仁
題名
煌めき
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
佐藤 知津夫
題名
暁光に染まる山稜
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
伊藤 和比古
題名
秋光に輝く
風景・ネイチャー部門 入選

風景・ネイチャー部門 入選

撮影者
星野 郁男
題名
明媚な世界

学生部門 銀賞

学生部門 銀賞

学生部門 銀賞

撮影者
近藤 恭子
題名
宇宙人
講評
学生らしく、写真をツールとして楽しんでいるのがいいですね。遊び心満天、誰かが影の面白さに気づいたんでしょう、みんながノリノリで面白いポーズを作って笑い転げていたのではと想像します。写真は記録という一面を持っています。作者と5人の仲間たちの楽しいひと時、この大切な時間は何年たっても色あせないで残る事でしょう。

学生部門 銅賞

学生部門 銅賞

学生部門 銅賞

撮影者
田中 智之
題名
にわか雨と夫婦
講評
ピントのあった水滴に目をやると、ん?これはオンブバッタではないですか。触覚の先についたいくつもの水滴がコロンとついて、雨の中じっとして耐えていたのでしょうか。小さな生き物を良く観察してクローズアップで撮りました。水滴がついているという状況がポイントですね。マクロで寄って撮る場合、ピントの合う範囲が狭くなるので、バッタの目や体にもう少しピントが合うように絞るといいですよ。

学生部門 入選

学生部門 入選

学生部門 入選

撮影者
長嶋 駿
題名
負けないぞ
学生部門 入選

学生部門 入選

撮影者
佐藤 心
題名
未来へ向う道
学生部門 入選

学生部門 入選

撮影者
間宮 優介
題名
学生部門 入選

学生部門 入選

撮影者
小田切 優人
題名
人工物
学生部門 入選

学生部門 入選

撮影者
森下 さくら
題名
光降る